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2014年4月11日金曜日

2014.4ブリテン


今月の聖句

主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。

主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。(詩編23:1~2)





 月本例会プログラム
日 時 2014 12日(土)PM6:00
場 所 所沢YMCA 208209号室
会費  1000円
 
1 部 司会           大澤 和子
開会点鐘     所沢クラブ会長 松下 友紀
ワイズソング・ワイスの信条  全 員
関東東部部長          利根川 恵子
フィリピンワークキャンプ報告
 
2 7:00~ 司会       関 喜一郎
食前の祈り    埼玉クラブ会長 衣笠 輝夫
会食
クラブメンバー紹介
クラブアピール  
YMCA 報告          小谷 全人主事
誕生日/結婚お祝い
にこにこ献金
閉会点鐘     川越クラブ会長 吉野 勝三郎    



 


スイス・レマン湖沿岸を訪ねて
 栗原 成晃
はじめに
昨年10月、勤務先の視察旅行でスイスを訪れました。
視察のテーマは、「クオリティ国家に学ぶ」としてその代表国であるスイスのローザンヌ・ジュネーブを訪問しました。
視察先からスイス企業の強さ、競争力の強さ、教育システムのレクチャーを受け、「クオリティ国家スイス」の成り立ちを考察出来たことは、大きな収穫でした。スイスの強さは、国民の民度の高さと政府の経済政策そして教育システムにあり、政府・企業・国民が長い年月をかけて築き上げてきたものであることを実感しました。





視察先について

スイスは、一人当たりのGDP(2012年)が83,579ドルと世界でもトップクラスの水準にあり、「世界経済フォーラム」が発表した2013年版の国際競争力ランキングは、5年連続首位になっています。今回はスイス企業の強さにある「ブランド形成力」と「人材育成」の調査・研究をテーマとして、本社機能を日本からスイスに移したサンスター、食品メーカー世界トップのネスレ本社、欧州を代表するビジネススクールのIMD、時計産業のフランクミューラー、250年の歴史を誇るプライベートバンクを訪問しました。





・サンスタースイス

スイスに拠点を移した理由として、物価や通貨が安定し、経済競争力も高く、雇用も安定している国であること、また、米州や欧州、アジアの情報がスピーディに集まり、多様な文化・価値観を持つ優秀な人材を確保できることを挙げていました。



・ネスレ本社

基本ポリシー、ブランド戦略、世界での事業展開、AOA地区(アジア・オセアニア・アフリカ・中近東)の戦略など貴重なレクチャーを受けました。ネスレは、マーケットを分析し、自社の位置と役割を的確に把握し、それに基づく確実な戦略をたて、計画通りに実施している企業です。世界の人口の76%を占めるAOA 地区の地域別製品別戦略の説明を伺い、食品メーカーの付加価値の創造は多種多様であることが解りました。




IMDビジネススクール

「グローバルリーダーを育成するための秘訣はなにか、競争力を強化するポイントはなにか」、についてレクチャーを受け大変参考になりました。スイスの経済の強さは、製造業の技術者を育てる教育システムにあるようです。学歴より職業訓練を優先する教育制度が、スイスの中小企業を活性化している源でした。




・フランクミューラー時計工房

一つ一つの部品を芸術品のように仕上げ、高品質で希少性の高い時計を製作していました。スイスの超高級時計は、装飾品としての伝統を受け継ぎつつ、技術を向上させ、同時に時計技師の魂を擦り込み、一つの芸術品として仕上げられています。ここでは、スイスメイドというブランドが築かれていました。


 

・プライベートバンク








徐々に緩和される方向にある「守秘義務」と、「欧州預金課税指令(口座情報の自動的な交換に対する対応)」をテーマにレクチャーを受けました。「守秘義務」に関して海外から大きな圧力を受けるスイス国内の銀行は、戦略の見直しや合併など様々な対応を迫られています。また、「口座情報の自動的交換」に関しては、投資先の見直しや他国の法律に精通した人材の確保が課題となっていました。




独特な教育制度
教育制度については、日本と大きな違いがあることに気付かされました。その特徴は、アカデッミクな教育を学ぶことより職を身につける若者の育成を重視していることでした。スイスの若者は、9年間の義務教育終了後に大学進学に向けた普通高校と実務を併せ持つ職業訓練学校とに進学の道が分かれているため、大半が職業訓練学校に入り、その後も生涯にかけて必要に応じた様々なコースを受講しています。この制度によってスイスの子供たちは、義務教育の過程から自分の将来について、着実な考えを持つようになっています。大学になってから就職を考える若者が多い日本とは、大きな違いがありました。


むすびに

 今般の視察を通して、スイス企業の強さ、ブランド形成力、グローバル人材の育成など様々な角度から「クオリティ国家スイス」を観察出来たことは、大きな収穫となりました。

スイスは、自国の教育水準の高さを誇る国で、人材、教育を財産と考えている国だと痛感しました。クオリティ国家であるスイスの一番の宝は国民であり、国民の力によって大国に負けない競争力とテクノロジーを生み出し、高い生産性と経済力を維持していました。

2014年は、日本とスイスが186426日に修好通商条約を締結して150周年となる記念の年で、各種のイベントや特別企画が実施されています。この機会にぜひスイスの魅力を再発見してみてください。





3月の例会報告       木下ひろみ 
   2月に大雪で延期になった小山恵氏のミニコンサートが、315日(土)18時から所沢センターで開催されました。
 例会は18時きっかりに小関次期会長の開会点鐘で始まり、次いで参加11人全員でコンサート演奏者の小山氏の伴奏で声も高らかにワイズソングを合唱。ワイズの信条を唱え、食前の祈りを捧げた後、会話を弾ませながら、楽しく会食をしました。参加者の自己紹介・近況報告を済ませ、さあ、お待ちかねのミニコンサートの始まり、始まり!
 小山氏は所沢の出身で、2012年のベーテンピアノコンクール全国大会で第2位を獲得。同年ソロ・リサイタルを開催したほか、各種演奏会・イベントで伴奏ピアニスト、ピアノ・デュオとしても巾広く活躍中。現在小山恵音楽教室を主宰する傍ら、YMCAキッズアカデミーの講師も務め、0歳児からシルバー世代への音楽指導を行う、明るくフレンドリーな美声の持ち主でもあります。
 この夜はメンデルスゾーン(「ベニスのゴンドラの歌」等)・シューマン(「夢」等)・ショパン(「マズルカ」・「ノクターン」等)の作品全11曲が演奏されました。皆、心が穏やかに、そして清らかになるのを感じました。
 演奏会の最後は、関メンの提案を受け、再び小山氏の伴奏で「花は咲く」を合唱。誰もが遠い被災地に思いを馳せ、1日も早い復興を祈りました。
 大澤副会長の司会でプログラムに沿い、小関次期会長のワイズ報告、小谷主事のYMCAの報告も滞りなく行われました。2・3月に誕生日及び結婚記念日のある参加者に、小関次期会長より、各々に合った聖句の書かれた栞が手渡されました。
 20時には閉会の鐘が鳴らされ、集合写真の撮影・後かたづけもその後30分ほどで全て終わり、全員心豊かに、次回の再会を約束して帰路に着きました。




東日本大震災復旧復興支援活動(募金活動)





 

              松下 友紀   

 

 

 

 

 

 

 

 

期 日 3月22日(土)

時 間 1330分~1430

場 所 東武東上線川越駅 交番前

金 額 3045円

今回は、準備例会の後で取り組みました。所沢駅が取れませんでしたので、1週間前に、急きょ川越に変更して取り組みました。人数が3人と少なく少々残念でした。人数が、多ければ良いということではありませんが、もう少し募金活動に参加してもらえたら嬉しいです。所沢は、この活動を柱の一つにしていますので、この後数年は継続して取り組んでいきます。是非、ワイズメンズクラブの皆様の協力をお願いします。地域の皆様も、3年も経過すると、意識もうすらいで、風化しかかってきているように思えました。



ワイズ報告        松下 友紀   

・4月の例会は12日(土)です。フィリピンワークキャンプの報告会です。埼玉3部合同例会も兼ねています。多数の参加を期待します。
・5月の例会は、10日(土)です。入会された、小野塚様の入会式を行います。こちらも、多数の参加を期待します。

・今年度の行事も残すところ3か月です。6月には、東日本区大会もあります。互いに声をかけあい協力して、活動していきましょう。



YMCA報告      小谷 全人
2013年度も残すところ数日となり、埼玉YMCAの春季特別プログラムも後半部の実施に入っています。プール、体操、英会話、プリスクール(23歳児)、スキーキャンプと多くの子どもたちが集い、また、改めて取り組みし始めた成人の健康増進特別フェアも盛会となり、迎える2014年度への弾みをつけています。次年度においては、事業的なプログラムの拡充ももちろんですが、地域の課題への取り組みや困難な状況におかれている人の隣人となる働きを進めていきますので、引き続きワイズメンの皆さんとの協働が欠かせません。なるべく早く情報を共有し合って、確かな達成感を分かち合いながら歩めるように取り組んでいきますのでよろしくお願いします。










          被災地を訪れる        関喜一郎

320日夜に出発し、5ヶ月ぶりの被災地を訪問しました。今回は、東松島市野蒜地区と岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」に建設されている街をかさ上げする土砂を運ぶコンベヤーを記録するためです。
深夜に東北道の安積SAで車中泊。ニュースで仙台市も積雪しているようなので、出来るだけ早く海岸線に出てから北上し、最初に陸前高田に行こうと思いました。泉ICで降り一般道で利府に出て、松島海岸から東名を通り野蒜地域で「焼き牡蠣」のお店が再開されているので、早速、海のミルクを楽しみました。

土砂コンベヤーは岬を崩し10m以上の高さで、津波で壊滅した東名運河の海側に延びていました。
矢本から石巻に入り、今まで行かなかった日和山公園と石の森漫画館を見学し、東京YMCA石巻センターを訪問した。伊藤さんがいたので、昨年10月東陽町歌の会で訪問した仮設住宅からの参加者の写真を焼いて贈呈するために持参しました。
急いで陸前高田に行くため三陸道河南ICから桃生津山ICで降り南三陸町志津川に出て防災庁舎に寄り45号線を北上し日暮れ前に目的地に着くためひたすら走る。午後6時近くに着く。昨年6月訪問したときにあった大きな駐車場がなくなり、仮設のお店が出来ていた。海側に気仙沼側の山から巨大なつり橋が架かり月明かりに巨大な構築物が浮かび上がりました。

お店で暖かいスープを買い、車の中でお弁当の夕飯を食べ、5分ほど戻った駐車場で、2日目の車中泊。とにかく寒い。風が強いため外で湯たんぽ用の湯が沸かせないので、初めて車の中で沸かした。寝袋の中は暖かいのですが、頭が寒く毛糸の帽子をかぶるが、息が寒くブランケットで顔を隠して寝た。

翌朝、日の出前に起き、一本松近くの駐車場に車を止め、朝食を取り、10分ほど歩き、「奇跡の一本松」近くに行き、日の出と共にある松、巨大なコンベヤーの写真を取りました。


休憩後、1時間半ほど走り、登米市の叔母に家に寄り、昼食をご馳走になり、30kの米を貰いました。三陸道登米東和ICから河北IC近くの「上品の郷道の駅」に2時過ぎに着き、温泉に入り、疲れを癒しました。

矢本PAで車中泊し、23日未明に出発し、無事帰京。



ニコニコボックス 3月6500円 累計29,710円  出席率 64 パーセント

月出席状況1 名(在籍11名)

例会出席メンバー7 メネット1 ゲスト3

震災募金3月分3045 募金累計 59071

 




 












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